エブリスタ
けいさん [「狼少年と呼ばれた僕がついたたった1つの嘘」へのレビュー]
2017/2/12
空一さん、物語の完結、お疲れさまでした。

五人の高校生をめぐる青春と友情と恋愛にウソが絡む物語(?)

ギャップ: ごく普通の高校生である主人公が、同じクラスの美女に呼び出され、告白され、付き合うことに…!

キャラ: 登場人物たちがそれぞれに視点を持ち、それぞれの立ち位置から場面状況を語る。三人称にして大きな外枠からそれぞれを動かしても面白いかも?

見せ場: 主人公がバイトをする店の店長と友人の一人がワケアリ親子だったことを知る。別の友人が彼女を二人持ち、二股をすることを知るが誰にも言えない。

クライマックス: 五人の間にある裏事情が次々と暴露されて行く中、主人公が自分と友人たちとの関係、彼女との関係に正直になれず、悶々とする。色々なことに気づき、修復を図ろうとする中で彼女との別れが訪れる。

全体・構成: 五人をめぐるあれこれが季節の中に盛り込まれ、歳時記を見るようでした。情景的に、空気感あふれる流れがとても上手くきれいに描写されていると思いました。

途中、色々なトピックが提示され、どれも読者の想像にお任せするような感じなのですが、そこをお任せせずにじっくりと心理描写で見せてもらえると、ああなるほどと理解が深まるかもしれません。

ラスト、マコトと志樹がお互いに正直な会話ができたのが救いでした。
コメント

関連リンク