みなみ 更紗さん [「エンブリオ」へのレビュー]
2017/3/9
マホウ ガ カガク ヲ ナノル ジダイ。

私は今のニッポンのサブカルチャーには詳しくないのだけれど、荒廃した未来の世界を舞台に登場人物達が巨大な生き物と闘う物語は数多く存在すると思います。

そのなかですずピーさま作『エンブリオ』は地球で新たに発見された物質「魔素」がエネルギーとして使用されることを「魔法」と呼び、魔法というものを科学的な、近未来的な技術の一つとして徹底して取り扱っていて、改めて、世界観はしっかりと細部に至るまで作り込まなければいけないものだと感じました。

世界観、文章共にしっかりとした本格バトルSFものでありながら、『エンブリオ』はただのSFで終わらせてくれません。

魔法が最新テクノロジーとして使われる世界、滅びゆく世界で生きる少年少女たちのドラマでもあると私は思うのです。

魔素の発見で飛躍的に向上した文明に生きる主人公カイトくんやヒロインのルナちゃん。
彼らの青春に部期末テストや放課後のカラオケ、ゲーセンなんてものはなく、あるのは生きるか死ぬかの魔物との闘い。
自らも魔物になってしまうかもしれないという恐怖。慢性的に流れる世界が滅びに向かっているという絶望。

けれども、そんな荒れ果てた世界で青春の時間を生きているからだろう。

彼らは成長し、自らの手で希望を掴もうとする力が現代に生きる私達よりも強い。

今後、まさに魔法の世界の犠牲ともいえる子であるシェリーちゃんとカイトくんたちが出会うことで、彼らが彼女にこの世界で生きていくことの素晴らしさをどう説くか楽しみにしています(*´ω`)

『エンブリオ』をキャラクターに重きを置いて、カジュアルに説明すれば「イケメン魔法使いが優しく魔法をレクチャーしてくれる胸キュンストーリー』でもあると思うので←
だって、カイトくん普通にカッコいいんだもん!強いし優しいし!
俗に言うチートに見えて、食いしん坊だったり、時間守れなったりとかルーズな面もあるのがまた良い!

ちなみにみなみはバンクじいちゃんがあと116歳若かったら即行お茶に誘ってましたね!
くぅっ、小皺と刈り上げが枯れ専の心に火を点けるぜ!
しかし、バンクじいちゃん、年齢的な意味でも世界観的な意味でも命に危険がないか心配です:(;゙゚''ω゚''):

ちゃんとしたレビューにならなくてすみません(;´▽`A``

これからも作品楽しませていただきます!
20世紀より尊敬を込めて。

みなみ更紗
コメント

関連リンク