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けい
けいさん
【作品】狼少年と呼ばれた僕がついたたった1つの嘘(推敲中)についてのレビュー

ネタバレ

空一さん、物語の完結、お疲れさまでした。

五人の高校生をめぐる青春と友情と恋愛にウソが絡む物語(?)

ギャップ: ごく普通の高校生である主人公が、同じクラスの美女に呼び出され、告白され、付き合うことに…!

キャラ: 登場人物たちがそれぞれに視点を持ち、それぞれの立ち位置から場面状況を語る。三人称にして大きな外枠からそれぞれを動かしても面白いかも?

見せ場: 主人公がバイトをする店の店長と友人の一人がワケアリ親子だったことを知る。別の友人が彼女を二人持ち、二股をすることを知るが誰にも言えない。

クライマックス: 五人の間にある裏事情が次々と暴露されて行く中、主人公が自分と友人たちとの関係、彼女との関係に正直になれず、悶々とする。色々なことに気づき、修復を図ろうとする中で彼女との別れが訪れる。

全体・構成: 五人をめぐるあれこれが季節の中に盛り込まれ、歳時記を見るようでした。情景的に、空気感あふれる流れがとても上手くきれいに描写されていると思いました。

途中、色々なトピックが提示され、どれも読者の想像にお任せするような感じなのですが、そこをお任せせずにじっくりと心理描写で見せてもらえると、ああなるほどと理解が深まるかもしれません。

ラスト、マコトと志樹がお互いに正直な会話ができたのが救いでした。

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2017/02/12 19:16
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けい
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【作品】さよなら、アカツキについてのレビュー

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和堂さん、物語の完結、お疲れさまでした。

沖縄本島よりも少し南にある、とある離島が舞台の青春と友情と家族の物語。

ギャップ: 主人公の櫂は十七歳で、進路も気になる高校三年生。その意識の中に、自分が生まれる前に亡くなったという父親の人格を持つ。

これが最初にネタバレ的に出ていたので、読者がこの状況を分かっているという前提で物語がどう展開していくのだろうと興味津々となりました。

キャラ: 櫂と周りを取り囲むナミ、洋平、ユイ。この三人のものすごく近しい関係、親子関係が、島全体を取り込んで大きく深く描かれていました。

凪さんと櫂の間で交わされる、親指と小指についてのやりとりのシーンがお気に入り^^

見せ場: 櫂は自分の中に棲む父親の存在をコントロールすることができない。それどころか、十八歳を迎えるとき、櫂の人格が父親によって奪われ、消滅するという危機を知る。

タイムリミットのある中で、洋平、ナミ、武がそれぞれ人生を見つめ直していく。これがじわじわと進んでいきました。

アカツキでの洋平と父親との別れのシーンがしみじみとしていて印象に残りました。

クライマックス: 登場人物たちの人生の枷が一つ一つ外されて行き、しがらみが解かれ感情が開放される。

流される涙と共に全てが受け入れられて認められて、次のステップへと進んで行く。ああ良かった…と胸を撫でおろしました。

ラストの溢れるような言葉の数々には圧倒されました。武が一番手ごわかったですかね。けど、最後、ついに言った(T^T)

全体・構成: 抜群の描写力に引き込まれました。光と色と空気。画を見ているようでした。

櫂による一人称、洋平による一人称、とあるのですが、これを、全編櫂による一人称、洋平の回想を櫂の目で見る、のと、逆に全編洋平による一人称、洋平の目から櫂の日常を見る、のと、全編三人称にして、登場人物を動かす、と、どうなるのだろうと、膨大なことを思ってみました。案だけでボツりましたが(^^;)

読後感・余韻: この島に行って、みんなと逢いたい。アカツキに行ってみたい。食堂でご飯食べたい。そう思いました^^ 
あ、お店の名前、なんだっけ?

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2017/02/04 21:33
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けい
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【作品】濃幸不美人(のうこうふびじん)についてのレビュー

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星月渉さん、物語の完結、お疲れさまでした。

それぞれに色々を抱える四人の女子高校生が織りなす友情の物語。四つの事情が一つの絵になるとき、新しい時間が始まる。面白かったです。

ギャップ: とても素敵な人の小町ちゃん。けれども、ルックスがあれれ?な件。

キャラ:メイ、蓮花、まどか、そして小町。この四人の個性が非常に豊かで光っていましたね。スパイス的なお兄さんも良かった。

見せ場: さらりと見ただけでは分からない、四人それぞれに事情と背景がある。それはとても個人的であるようで、けれども、次第に四人が共有していく。そうしながら友情が深まっていくところがじっくり丁寧に描かれていて良かったです。

学校という大きな舞台もあるので、クラスの中の四人の位置とか、周りの生徒たちとの絡みとか、学校の中でのエピソードももっと見てみたかったです。

クライマックス: 三人の事情が近づいて行き、最後の小町に向かうところですかね。読者である自分の目も一緒に、どうなの?と小町に。篁さんが良い仕事しましたね。画を見たかった。でもきっと、見ないが良かった、ですね。

全体・読後感: 分かりやすく読みやすい文章に乗って、テンポ良く進んで行くことができました。女の子たちの心を女性目線で描いたまさに女性作家さんによる物語だなあと。

四つの学園物の連作短編(?)と思いきや、じわじわと近づき最後一つになる。そのすっきり感が爽快でした。最後再び鯨を呼んだ(呼ばれた?)のにニンマリ^^

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2017/01/18 22:29
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【作品】エスカレーターボーイについてのレビュー

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時任要さん、物語の完結、お疲れさまでした。
冒頭からめちゃくちゃ面白かったです。迷わずしおりを挟みました。

ギャップ: コイツがスーパーヒーロー……? モテるとモテない、カッコイイとカッコワルイの区別が分からなくなりました。

見せ場: 五反田駅でのテストランと新宿駅での爆弾撤去。どちらもヒサシが必死に走るのと一緒に走り、緊迫の中手に汗握りました。五反田でのケイとの接触が後にあんなことになるとは(!)。

花火と爆弾の間にやはり、タツミが性能をあれこれと改良する様子が描かれて欲しいなあと思いました。(←見たい)

六本木駅でのニアミス。上下のエスカレーターですれ違いざまにタイムマンとエスカレーターボーイがお互いを確認する。静寂の中での睨み合いにドキドキ。短いシーンなのですが、一秒一秒が刻まれているようでとても良かったです。(←お気に入り)

クライマックス: ヒサシとタツミの直接対決。そこにケイが絡んだ時、え、ヒサシのこと? とひねりが入ったのはお見事でした。そして現れた隠し玉のようなもう一人。最後に言いたいことは大声で言うもんですね。

全体・構成: ヒサシ、ケイ、タツミ、それぞれのサイドからの事情が絡まっていく時に、タツミのプライベートがもう少し盛られると、もっとバランスが良くなるように思いました。エスカレーターや地下鉄には助演賞です!

読後感・余韻: とにかく面白かった! 普段SFはあまり読まないのですが、ちょっと風味の違うこのヒーロー物語はジャンルを超えた面白さがありました。最後、幸せをつかんだヒサシにおめでとうです!

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2017/01/15 21:32
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【作品】ABCランサーズについてのレビュー

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沢村基さん、物語の完結、お疲れさまでした。
改稿後の冒頭、しびれましたあ。世界観をがっちりと掴まされました。

ギャップ: 一見冴えない男子高校生が、実は女装によりとびっきりの美女へ。これにはおっと惹かれました。 

見せ場: 光の事件が、透視点と深見視点の二方向からそれぞれの事情により描かれているのはなかなか興味深かったです。

それから、透とRとの出逢い、公園での会話。周りの景色も引き込んだしっとりしたけれども重みのあるシーンでした。

あと、ボウフラのくだりはもう読むの嫌になっちゃうくらいに(褒め)印象的でした。

ランサーズメンバーのつながりを知る。その活動は復讐のためではない。ならばその目的は何だろう、という部分を残して先へ。

クライマックス: 辰巳関連の事件がランサーズとじわじわつながっていくところ。女子二人の潜入。引っ掛けと罠。大ピンチと抵抗。このアクションは最高です。

一方の事務所での冷たい会話。ちょっと、早く早く。この時間差、何とかできないものですかね。前章がスタンガンのところで切れたので、つなぎはやはりスタンガンに直接くると、シーンがストレートにつながるのではと思いました。けれども、その後のキレは突き抜けていましたね!

全体・構成: 一見関わりのない案件、かかわりのない人材が実は色々に絡まっていた。一つの事件が一つで終わらず、組織と関わる大きなものに。全体像が見えた時の胸の高まりが半端なかったです。最後はひとまわり大きくなった透にほろり。(i_i) 

恐らく読み落としたかものLとHが誰だったか後でこっそり教えてください。最後に、りょうこちゃんのルックスが一番のギャップだったかもしれない^^ (←そこ?ですみません><)

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2017/01/14 12:50
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けい
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【作品】オッサン女子。(暫定)についてのレビュー

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あたるさん、物語の完結、お疲れさまでした。

羨ましいほどに勢いのある物語です。出だしのライブの場面からグイグイと引き込まれました。

ギャップ: イイお年の独身女性がライブで人格が変わるほどにアイドル好き、というのが面白いキャラ設定ですね。花屋というのも意外と珍職?

キャラ: 天使♂と言ったら色白のイケメン、これを見事にムサいブサメンに変えてくれました。ニコとエルのツートップ、この二人を囲むそれぞれの人間模様がさまざまに事情アリアリでなるほどでした。

見せ場: いくつかあるのですが、やはり中盤のファーザー捕獲のシーンかな。ここでまた大きく物語が動きます。ただ、肝心の捕獲のところ、一度ミスるんですけど、その時のパニック状況がアッサリ気味かなと。

主催者側の状況は描かれていましたが、ニコ・ルシ側は、会場外に出て冷静になった時、天使の輪が二つ出た、ルシはそれをどう見たのか、聞きたかったかな。

あとで回想のようにエルが帰還したとありますが、回想よりも合流したときに、その時にエルはどうしていたのか、こんなもの拾った、けどミスった、の会話がそこであっても良かったかなと思いました。

けれども、これをきっかけに衝撃の事実が明かされるわけで、大きな見せ場になりましたね。

クライマックス: 色々なしがらみを解き放って、ニコがステージに立つ。カタカナのヌのおまじないがめちゃくちゃツボです。

そのあとのエルとのお別れ。泣いたー(T^T)けど、新たな幕開けに泣き笑いー(←イミフ)

全体: 連なる言葉の数々に圧倒されました。時に楽しく、悲しく、気だるく、潔く、かわいく、カッコよく……ニコの心の動きが存分に表現されていて、その一つ一つに大いに共感しました。

エルがブサイクと書いてイケメンと読めてしまったのは私だけではないはず。天使はパートナーを選んで降りてくる。だよね。そこのところ、どうなの? とエルにインタビューしたいですね。

続きはファンタジーというよりも、恋物語、しかもじれじれ、となるような気がしてなりません。勝手に妄想してます^^

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2017/01/12 23:02
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けい
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エブリスタの小説講座[リンク]二回目に参加してきました。

いつもお世話になっています皆様とこの貴重な経験をシェアできたらと思います。

今回は前回と少し変わって、石田衣良先生からのみっちり講義から始まりました。

― 一人称で書く場合、無駄な一人語りをざっくりと削るということ。目の前で何が起きているかの描写、どう展開していくかということの方が重要だという点。

― 会話は、何かがきちんと相手に伝わる、それによってお話が前に進むというふうに使う。会話を整理して文章をコンパクトにする癖をつける。

おしゃべりは物語にならないということですね。自分は何を描いているのか。小説を書いているんだ。ですかね。

― 小説を書くということ、そこにリアリズムのスパイスを。重要なシーンには小説の武器であるリアリズムというのを使ってほしい。

― 自分で描いていてここは難しいなとか怖いなとかやばいなというところは全部、読者が一番読みたいところ。そういうときこそ省略せずに、ゆっくり頭を使ってリアルにいろいろ調べて書く、というのを是非やってほしい。

― 文章について。重複している場面や、いらない主部などはどんどん削っていく。自分で良いと思っていても切れるところはいっぱいあるから切る。切って引き締めてから、続きを書く。良いリズムの文章は読める。文章の上手い下手を考えるよりも、リズムを良くすることを考えてどんどん切る。

― 山場。主人公が生きるか死ぬか自分の存在が揺らぐ、ここの選択を間違えたら自分はもう人間ではいられないかもしれない、今のような良い人ではいられないかもしれない、というときでも何か最後の選択をする。そういうものを。

グループ別になった時の一つ。

葛藤というのはこういうこと、小説というのはこういうもの、というのをフランス文学の「人間の条件」の登場人物が火の窯に飛び込む直前のシーンから教えてくださったときは……頭の中、うわこれか(汗)

……本当はもっともっと、具体的な話もたくさんあるのですが、載せきれない(><)

次の課題も出ました。山は高い……酸欠になりそうですが山から見える景色がどうなるのか妄想しながら頑張ります。

皆さんも、小説の執筆、是非一緒に頑張りましょう!^^


けい@もうずっと涙目でコツコツ…… m(__)m

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2016/12/03 00:49
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けい
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エブリスタの小説スクール[リンク]に参加してきました。

少し早目に到着して、同じように早くにいらした方々と歓談。
簡単に自己紹介して、落ち着いたところで早速プロットの話になりました。

プロットを作る・作らないから、携帯を使った斬新な執筆の方法などを伺い、のっけからおおお(@@)

開始時間となり、いきなり石田衣良先生の登場におおお2(@@2)
参加者全員の物語(冒頭)を読まれたという(ありがたや)

小説スクールにはお題があって、今回は、冒頭30ページを書く、(その中に)ギャップ(の要素)を含む、の二点でした。

物語のオープニングに何を書くか。何を語ろうとしているのか、テーマは何か、キャラは立っているか、世界観はこう、それが冒頭にあるか。そんな問いかけがあり、いきなりむむむ(-”-)

その後、参加者が二手に分かれての合評の時間となりました。エブの編集者さんから貴重な評をいただいたり、他のクリエさんから同じ目線の評をいただいたりして、とても有意義な時間を過ごすことができました。

私の評は……ズバズバでしたあ(><)(イミフですみません)
うん。でも、言ってもらえて良かったです。
これからまた改稿含め、頑張ります(-”-)

その後、再び全体で石田衣良先生からの総評。

印象的だったのは…
ー キャラが立っていると読める。(この人はどんな人なんだろう、この先どうなるんだろうと思わせる)
自分語りは不必要。日常会話になっているところを削る。
ー 良い人が多すぎる(物語の中に)。悪人になろう。悪人になって、世の中を疑う。
ー 面白い小説を書くためには、自分が面白くなる。
ー 書いているとき → 今、これを書いている。これも書いている。これが終わったら次に書くものが決まっている。ぐらい持つ。

他にも細かいことがたくさんあるのですけれど、書ききれないですね(^^;)
「あと五分で撤収~」と追い立てられるまで話は尽きませんでした。
皆さんのお話には大いに感化され、刺激を受けました。

小説スクールはこれで終わりではないので(実は次の課題も大きくて、自信がなくて崩れそうになっていたのですが)またモチベーション上げてやっていきたいと思います。

第一回、本当に素敵で貴重な時間をありがとうございました!


けい (*^^*)

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2016/09/30 20:38
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