茉莉花(ジャスミン)

ジャスミンにまつわるエトセトラ。

吾妻栄子

恋愛 完結
3分 (1,675文字)

34 520

あらすじ

飲むと、息が花の香りになる。 第107回コスモス文学新人賞の掌編部門で奨励賞をいただいた作品です。 *他サイトでも投稿した作品です。

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感想・レビュー 3

物語の背景にジャスミンの甘い香りが漂う本作。 ジャスミンの花言葉は愛。 花の外見は可憐で慎ましやかだが、その甘い香りは官能的なほど。 主人公の私と友達以上彼氏未満の彼との間をジャスミンが結ぶ縁。
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 品格と礼節の漂う文章に、女性特有の生活の知恵が伺えます。  それにそぐわない感想かもしれませんが、接吻を前提とする娼婦にとって、口臭は悩みの種だったと思います。其れを解消したジャスミン茶は、  
ネタバレあり
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雰囲気は終止穏やかですが、ジャスミン茶を通して男女と読者の心に強く印象に残る作品だと感じました。 個人的な感想ですが、ジャスミン茶の大人しめな印象ともマッチしていると思います。
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