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エブリスタ
時計回りの時限装置

小説 ミステリー・推理

放課後屋上倶楽部

時計回りの時限装置

冨森駿

(8)

明日の自分に期待し続け、ここまで来てしまった。『屋上倶楽部シリーズ』第一幕。

完結

227ページ

更新:2017/07/01

コメント:数あるエブリスタ作品の中から見つけていただきありがとうございます。少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。

説明

2015/11/3【完結】
2017/4/17 公募規定に合わせて『孤高の連弾譜』以降を別作品として切り離し再編。本作に新章『ただ春の昼の夢のごとし』『そして、日常への収束』を挿入のうえで再公開。


県立明陵高等学校。


地元では有名な進学校に通うフミアキは、勉学に励むわけでも、部活で汗を流すわけでも、色恋に明け暮れるでもなく毎日をただ悶々と過ごしていた。


自身で作った『放課後屋上倶楽部』なる非公式の組織を隠れ蓑にして。


入学後、一年が経ったある日、フミアキは灰色に染まり切った高校生活に別れを告げるべく、ひいては薔薇色の高校生活を手に入れるために一大決心をするのであるが……。


『放課後屋上倶楽部』の面々とともに、何故かいつも珍妙な「日常の謎」に巻き込まれていくフミアキ。

果たして、彼は念願の高校生活を手に入れ、青春を謳歌することができるのか。




素敵な表紙絵はヨー様より賜りました。 [リンク]

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作品レビュー

進藤ハルヒト
進藤ハルヒトさん
【作品】放課後屋上倶楽部についてのレビュー

ネタバレ

 たいへん面白かったです。

 リーダビリティに溢れた文章、親しみを持てる主要人物たち、魅力的な謎、全体的に明るい雰囲気等、読んでいて楽しかったです。読んでいて思っていたことがエピローグで示されて、非常にすっきりしました。

1話。提示される2つの謎。おそらく全編に渡って登場するキャラクター紹介のために、2つの謎を一緒にしたんだろうと思います。特に後半の謎でレーン4部作が登場するのが好きです。

2話。終盤のリミットミステリー展開が好みでした。最初の浅尾さん登場時のフミアキが披露する推理は、ホームズを彷彿とさせます。

3話。文化祭に並行して次々にトラブルが発生する。イベント王という催しが面白く、演劇部のドラマ撮影はニヤニヤしながら読んでました。

4話。密室事件が発生して、全編それに対する推理に費やされている。たいへん好みの展開です。とくに、密室講義的な物や、多重解決的な論議がいい。久我がライバル探偵としていい味出してます。

 文体が硬いという意見があるようですが、気にしなくていいと思います。若いからといって硬い文章が読めないなんてことはありませんし、また逆に大人になってからラノベを好む方も多いのですから、読者それぞれだと思います。

 このまま書籍化されても不思議ではないクオリティだと思いました。

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2016/10/08 17:31
コメント(12)

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