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逢魔ヶ黄昏 ー餓鬼共の呪いー

小説 ホラー・オカルト

逢魔ヶ黄昏

逢魔ヶ黄昏 ー餓鬼共の呪いー

言綺 氷露

(3)

なんにしろ、餓鬼だったんだよ。

完結

167ページ

更新:2017/03/31

説明

 ※舞佩さん[リンク]に
 挿絵[リンク]を描いて頂きました! 素敵です!
 

―――――――


 太陽を直接見てはいけないのは至極当たり前な事で、その理由が目を潰してしまうから、なんて事は言うまでも無いことだ。

 ぼくにとって学校生活とはそういう物で、つまりぼくは高校二年生に至る今現在まで、目を瞑って生きてきたようなものなのだけど、しかし実際、現実ってのは目を瞑ろうが、或いは潰そうが逃げられないものだというのは重々承知しているつもりだ。

 
 閉ざした視界の先には光の届かない闇があって、その闇はぼくに、現実が明るくて鮮やかなばかりではないと教えてくれた。


 それはきっと、知らなくて良いこと。
 知らない方が幸せなこと。


 けれど知ってしまったからには無視することなんか出来ないし、見なかったことになんかさせてくれない。

 闇は黄昏に染まった世界を呑み込むように、ゆっくりとぼくを追いかけてくる。

 正直、それに捕まりたくないのか、そうじゃないのかも良く分かっていないんだけど、そういう葛藤もまた青春って奴なんだろう。

 そう、青春。
 ぼくの言いたいことは結局それに尽きる。

 
 どれだけおぞましく、悲惨な話であっても、それはぼく達子供の主観であって、周りの大人から見ればやっぱり青春は青いまま、色を変えないままなのだ。

 分かるかな。

 ぼくがこれから話すのは、そういう若気の至りとか、幼いから許されたとか、そういう類の話だって事なんだけど――――……。

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作品レビュー

両性類
両性類さん
【作品】逢魔ヶ黄昏 ー餓鬼共の呪いーについてのレビュー

ネタバレ

レビュー一度、45ページで切りますね。
長くなったので。続きはまた後日コメントに続けます

冒頭、すごくいいです。
これから始まる繊細な物語に期待が高まります。
この時点では、乙一さんのgothのようなクールぼっちな二人の物語が展開されると思ってます。
なので、この先のギャグパートに免疫が過剰です。その辺りに留意して、コメントを取捨選択してください。

 おや、見覚えがある子だなぁ……そこまで思考して、そして眼鏡がチャーミングな彼女は、唐突に。何の前置きも前触れもなく、そう言った。
少し引っかかる。ここだけ言い回しが特異。特に唐突に。のところ。アクセントなら成功してます。

主人公の激がぱねえっす。ドライっていうよりも寧ろ、感情の起伏が激しいように取れる。

一度盛り下げてからの王道への軌道修正がいい展開(心見を拒絶してからの、友達関係へもってく部分

学校の朝
いまいち主人公のキャラが掴めない。
「悲しすぎるわ!」の部分、ツッコミをするタイプとは思わなかった。
無視して、読者にツッコませるのも手かなーとか。
冷めているのか、かと思えばおっぱいを揉もうともする。自分的にはこれまでの作品の流れ、雰囲気を鑑みると違和感。
人によってはアクセントになるのかもしれませんので、話半分に。
この辺りから、少しギャグ調になる。これも少し浮いた印象。いきなり、部分が変わると読者もギャグの準備が出来ていない可能性があります。真剣な場で茶化される、じゃないですが。

心見が可愛い。なにこの子、守ってあげたい。
反して、主人公の好感度がドンドン下がるのは心配になります。テメエ、ちょっとそこ代われってなります…

お弁当の呪ネタ、好きです。確かに一瞬イジメだ(笑)

心見が可愛いのでもう少し、容姿描写を増やして欲しいです。

理事長は一応、初めの描写で女性と明示すべき。守備範囲云々では分かるのに時間がかかる。

唐突な変態発言はやっぱり違和感。地の文の冷静沈着、周りを気にする主人公が目立つ上、リスキーな発言をしようと思うのか。ここは甚だ疑問

一部の部活で残った生徒との記載があったが、部活の義務はある。
つまり、毎日活動する義務はない、という事?

猫転との掛け合いは面白い。主人公ツッコミの「!」はぼっちにあるまじき感じはするかも。

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2016/08/16 05:54
コメント(6)

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