神代の落花

大陸に降り立った一本の大樹。その樹が背負う、悲しみの起源を語ろう。

日向白猫

16分 (9,462文字)

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あらすじ

 大陸・マーテルに聳える一本の大樹――その名をプルヌス。彼女は常に、薄桃色の仄かな光を枝葉に湛えて、地上に住まう人間の営みを見守っていた。彼女は、全ての生命の根元とも言える「イグニス」を、花弁に託して

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