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ハルコ

小説 ホラー・オカルト

【短編集】てきとうに息してる

ハルコ

植原 翠@「猫喫茶」②巻4/20発売

(2)

家の中にもう一人、“私”がいる。

完結

5ページ

更新:2017/06/19

説明

小学校に上がって、姉と二人部屋になった晴子。
この部屋では時々不思議なことが起こる。
部屋の窓に、無数の手型が浮かび上がるのだ。

名前、性別、構成などにフィクションが含まれますが、実体験を元にしています。


(「リアル怪談コンテスト」出品)

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作品レビュー

半ノ木ゆか
半ノ木ゆかさん
【作品】【短編集】てきとうに息してるについてのレビュー

概要欄にひかれて読みはじめました。

「自分には見えないけど、ほかの人には見えているらしい」という描写が新鮮でした。
世の怖い話には「自分にしか見えない」という逆のパターンも多いですよね。そんな中でこのお話は、ちょっと毛色がちがって見えました。ホラーをあまり読まないので、知ったかぶりになっているかもしれませんが。
相手がどこにいるのかわからない。もしかすると、自分のすぐ隣に立っているかもしれない。
「晴子っぽい足が見えたんだけど……」というセリフには、ゾッとしました。

それから、おしまいで「ハルコ」の声がきこえるシーン。そのセリフで、彼女の気持があきらかになりました。
今まで読んできた内容に、別の角度からの光があたります。新しい光のもとで、「ハルコ」の視点から、読者は物語をもう一度ふりかえることになります。

自分が知らないうちに、だれかを傷つけているかもしれないという、怖さ。
自己表現に制限があるなか、なにかを必死に伝えようとする、彼女。
四姉妹で仲よく暮らす、もしもの世界を想像して、なんだか悲しくなってしまいました。

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2017/06/20 07:04
コメント(2)

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