サボテン男と、僕と。

――七日と数時間。彼がこの世に生まれてから、そのぐらいの時間が経っていた。

勝哉道花

青春 完結
27分 (15,889文字)

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あらすじ

 私立受験を控えた小学六年生男子のミズキ。しかし、あまりにも勉強ばかりをやらせてくる親の教育方針に耐えられず、小学生最後の夏休み、大事なサボテンと一緒に祖母の家に家出をする。  しかし、その先で大事な

感想・レビュー 1

サボテンというモチーフが思春期の少年の心待ちの暗喩のようでよく活かされていました。 サボテン男さんいいやつ。友達になりたい。 主人公にも幸せになってほしいものです。
ネタバレあり