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復興への道

小説 その他

妄想コンテスト結果集

復興への道

山咲 さくら

(4)

妄想コンテスト 第54回 「文化祭」優秀作品

完結

15ページ

更新:2017/08/04

説明

そこで文化祭が行われるはずだった。
彼のみた光景とは。

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作品レビュー

あおい 千隼
あおい 千隼さん
【作品】復興への道についてのレビュー

ネタバレ

レビュー失礼致します。

信じられない光景。
10日のうちにすべてが失われた―――

目を見張る事態から話は始まります。
一瞬のうちに、なにもかも跡形なく崩れ去り、大切な物や者をも奪ってしまう天変地異。

主人公の少年は、楽しみにしていた文化祭に向け、ラストスパートをかけ意気込みをみせています。
その日を何事もなく過ぎ去ることができれば、あるいは笑いの絶えない1日が過ごせたでしょう。
けれど望んだ未来は訪れず、数ある枝分かれのダークロードへと、今は未来へと進んでしまいました。

招待状。
主人公にとって大切な者へ、それを手渡したばかりに……
後悔しても足りない。
主人公の胸裡は張り裂けてしまいそうです。
その描写に、読み手も身につまされてしまいます。

時は過ぎ、悲惨な現実は過去となり、主人公とひとりの女性は、思いでの場所へ訪れます。
あの日、叶えることのできなかった、笑いの絶えない1日がそこにはありました。
胸にきました。とてもいい描写です。

すべてを失う震災。
体験したことのある者は、あの日の恐怖を決して忘れることができません。
今でも少しの揺れで身体が強張るほどに、トラウマとなって身に焼きついております。

リアルな場景や悲しみが、拝読していて切に伝わって参りました。

とてもいいお話でした。有り難うございました。

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2017/07/19 01:51
コメント(3)

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