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石鹸の泡が恋のキューピッド!

小説 BL

石鹸の泡が恋のキューピッド!

摩天楼宿

作品準備中

完結

11ページ

更新:2017/09/04

説明

俺のこれまでの人生中、最も最低最悪の相性とも思えるほどの相手と俺は高校時代、出会った。以来、奴とは反目し合い常に火花を散らし兼ねない一発触発の中にいた。共に爆発し、いつ何が起こってもおかしくはなかった。そんな最中、部活を終え、汗を流そうとシャワー室に入ると、同じシャワ室へ、そんな俺の行動を見計らったかのようにし疾風のごとく侵入してきた奴がいた。それが奴だと分かった瞬間、俺は底知れぬ恐怖感を覚えた!!俺はシャワーを浴びようかと一糸まとわぬ姿でいたため何をされても身を守るものもなく抵抗出来ない状況にあったからだ。きっと奴は日頃の俺に対する恨みつらみやうっぷんを晴らすべく、こんな無防備でいる俺を格好のチャンスと思い何かしてくるに違いないと思った。そんな絶体絶命の危機の中、奴が隠し持ってた物が、な、何とボトル一杯に入ったボディーソープだったことが分かった。しかもウソか誠か!?それで俺の体を洗ってやると言ってきたのだ。一瞬、俺は耳を疑い戸惑ったが、有無も言わさずそう言うと奴は本当にボディーソープを手に取り懸命に泡立て、さらにブクブクと泡立てながら俺の体に塗りつけてきた。そのうちシャワー室全体が泡だらけになり互いのボディーラインも分からないほどになって、その泡を介し互いが互いの体を洗いっこする羽目になり拍子抜けしてしまったのと同時にそんな意外な展開に、あれだけ反目し合ってたのもウソみたいに泡伝いに親密感さえ覚えはじめ誤解してて本当は凄いいい奴だったんじゃないかとさえ思えるようになり、それからというもの互いに泡を相手の体の至るところイタズラっぽくくっつけまわし、こどもみたいにギャーギャーはしゃぎ回る始末だった。まさに゛石鹸の泡が俺達の仲を取り持つキューピット!!゛にでもなってくれたような感じだった。それが俺の奴に対する恋のはじまりだったかも知れないが以来、俺はこの時のことが忘れられず健気にもシャワー室で、ずっと奴がやって来るのを待つようにはなったのだが…

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