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三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第76回「優しい嘘/悲しい嘘」

選考結果発表

とてもレベルが高く、残念ながら落選となってしまった作品の中にも面白いものがたくさんありました。アンドロイドの嘘、病気を隠す嘘など、切ない気持ちになる物語が多かった中、はっとするほど繊細な気持ちを鮮やかに描いたものもありました。

大賞(賞金3万円+選評)

該当なし

準大賞(賞金2万円+選評)

嘘に気づくか、気づかないか。どちらが幸せで、不幸せかをストレートに投げかけるお話です。淡々と面白おかしく綴るさっぱりした文体と、扱っている事柄や会話の深刻さにギャップがあり、それによって残るザラリとひっかかるような読後感がビターな味わいになっています。読んだ後に考え込んでしまうかもしれません。

入賞(賞金1万円+選評)

相手を束縛するための嘘。ドロドロしつつ、耽美的でもあり、丁寧な文章も相まって美しさを伝えてくれる作品です。息苦しいほどの閉鎖空間の描き方もお上手です。

佳作

スーパーや市街地など物語を動かすための場面転換がとてもうまく、ドラマのように読み進められます。あったかい気持ちになれました。
俺に霊感があることにしてくれ!と友人に持ち掛けられた主人公は……。会話がうまく、さくさくと面白く読めます。それが思わぬオチに転がっていくところまで楽しい作品でした。
温かいラブストーリーです。日常的な動きを細かく描くことで、読者をぐいぐいと感情移入させます。細かな動作が伏線になっていて、最後にほろりと来させる仕掛けが巧みです。
サンタクロースが来ない、悲しい育ちをした子供は……。優しくも切なく、最後には読み手に元気をくれる作品です。
死んでいったかつての彼女がついた嘘。「嘘」について、また失恋した後の恋愛感情についての解釈がとても現実的で、嘘をつくほう、つかれるほうがどんな気持ちなのか、どう行動すべきなのか、作者が深く思索したことが伺えます。

優秀作品

14分 (8,012文字)

SF 完結
0分 (0文字)

スケジュール

・募集期間: 2018年5月2日(水)11:00:00 ~ 2018年6月3日(日)23: 59: 59 ・中間発表:なし ・最終結果発表:2018年7月中旬予定

大賞(賞金3万円+選評)1作品 準大賞(賞金2万円+選評)1作品 入賞(賞金1万円+選評)1作品 佳作数作品(選評) ※大賞、準大賞、入賞または佳作(以下、「受賞」という。)の作品はエブリスタの短編小説シリーズ「5分シリーズ」に収録される可能性があります。(収録を依頼する場合には、受賞者に別途、ご連絡させて頂きます。) 短編小説シリーズ「5分シリーズ」 ※受賞作品はエブリスタ公式SNS等で配信・紹介等される可能性があります 優秀作品(結果発表ページでご紹介) ピックアップルーキー(結果発表ページでご紹介) ※大賞・準大賞・入賞作品を除く上位30作品を優秀作品として、結果発表ページでご紹介します。 ※上位30作品まであと一歩だった作品の中で募集期間終了日より3ヶ月以内に会員登録された新規作家の作品を、ピックアップルーキーとして数点、結果発表ページでご紹介させて頂きます。

募集内容

新作限定!初心者大歓迎! 三行だけでも、中編小説でも、妄想を炸裂させた文章ならなんでも応募できるコンテスト、第76弾です。 今回のテーマは 「優しい嘘/悲しい嘘」 です。 どこかに必ず「優しい嘘/悲しい嘘」というシチュエーションが登場する妄想を投稿してください。 ・「好き」と伝えることで君が夢を諦めてしまうなら……そっと胸に言葉をしまい、いつもと変わらない態度で君と接する。 ・妻の作った料理は、塩と砂糖が逆に使われていて……! それでも美味しいと笑顔で答える夫の、優しい嘘。 ・借金があるから別れようと恋人に嘘を告げ……迫りくる余命を前に彼が取った行動とは。 人を傷つけるのだけが嘘ではありませんよね。 時には、人を守るためにつく嘘もある……。 そんな「優しい嘘/悲しい嘘」にまつわるあなたの妄想をお待ちしています! 過去の妄想コンテストはこちら

応募要項

・本イベントの募集期間内に新規投稿された作品。 ・文字数は100文字(三行程度)~8000文字 ※制限文字数未満又は以上の作品は選考対象外となります。 ※非公開設定している作品は、選考対象外となります。 ※連載中で未完結の作品の場合、更新頻度の高さや募集期間終了時点での作品の完成度も含めて選考いたします。

次回予告

次回の妄想コンテストは本イベントと平行する形で2018年5月16日(水)より開催いたします。

コンテストの注意事項(必読)

超・妄想コンテスト