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きっかけは、三十一

三十一。

この数字は、日比野 景壱(ひびの けいいち)の住む家に届いた不採用通知の数である。

床に敷かれた青い絨毯は、景壱の心を現しているようである。

「マジかよ!? 面接官、あんなに愛想良かったから、大丈夫だと思ったのに……」

深いため息を吐いた後、景壱は目の前の机に有るパソコンを開き、求人サイトのページを開く。

落ち込みたい気持ちも有るが、そんな暇はない。

早く就職先を見つけないと、親や親戚に何を言われるか分からない状況なのだ。

こんな事なら、高を括らず真面目に就職活動をすれば良かったと今更ながら心底、思うのだった。

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