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プロローグ

どうしよう……!

もう告白するような秘密なんてない……!

私は、下唇を強く噛んだ。

そうしている間にも、制限時間が刻一刻と迫ってくる。

今までモニターで見てきた「敗者」の最後が頭の中を埋め尽くした。


(嫌だ……!死にたくない……!)


「まだ決まらないの?」

目の前の彼が、妙に落ち着き払った声で聞いてきた。

「もう時間だよね」

モニターに映し出されたタイマーの表示が、もう残り5分を切っている。


「決めたよ」

「えっ……?」

彼の言葉に、心臓が大きく跳ねあがった。

「誰にも死ぬまで言うつもりなかったんだけどね……」

そう前置きすると、彼は再び唇を開く。


「ダウト」


彼の告白に、身体中が凍りついた……。

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