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稲妻ではないが本当ムカつくガキだ…まあでもコイツがいないと脱出出来なぁ訳だし。
俺は苦笑いしていた。
「お前元々優秀だったのか?」
「当たり前だ。俺の父親はアインシュタインの遺伝子を使っているからな」
「は?どういう意味?アインシュタインは死んでるだろーが」
「彼の生前の遺伝子情報は残っていたらしくてな、それを使用して優秀な母親に種付けして俺が生まれた」
「じゃあ親は?」
「正確には産んだ母親だけだ。小さい頃から政府管轄で育てられたからな。英才教育って奴だ」
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