惡山 真夜

最新ページ(317)まで読ませていただいての感想をば。 創りこまれてますね。確りしていますし、主要メンバーも、それぞれが個性を持っていて良いと思いますよ。一人称の利点を生かし、主人公の心の動きが確りと書かれていました。今後、暗い方面へ行くのか、明るい方面へ向かうのか、気になるところですね。さて、以下は指摘というか、批評を。 まず、この物語の世界観がよくわかりません。理由としては、5の「まるで体育祭の大縄跳びをクラスメート全員でする」のように『ファンタジーな世界で、大縄跳び!?』というイメージし辛い表現があることだと思います。また、世界観という創作物において最も重要といえるこのような箇所について、分かりにくい・捉えにくいと思ったのは、文章に度々引っかかる点があるからです。読点が無いんですよね。例えば7「さっきの沈黙よりもっと重い気まずさがどっしーん!とのしかかってくる中で恥ずかしくてつぶれそうになった」一文が長いんですよね。一息でこれだけの文章を言うと思って頂ければわかり易いかと。それから、他と雰囲気が違う言葉。例を挙げるなら「問うた」ですかね。初めて部室に呼ばれた理由を尋ねるシーンです。また、日頃使わないだろうという言葉(ex: 滔々、鷹揚、銘銘)度々登場してきた言葉です。19歳の少女が心中で使う言葉ではないですよね。「からだ」のように簡単な感じが平仮名であり、今のは漢字。以上の二点から、読みにくい。故に、世界観が解りにくいのかな、と思います。 55「天(雲?)の上の人」ならば名前を聞いて聞き覚えがないのは不自然ですし、殺人者であるということも知られていないのは。 学園なのか学校なのかをはっきりさせて欲しい。56「今まで何度も」過去の話だから「それまで」。82「きさまケンカ」は「てめぇ」の方が、しっくり来るかなーと。108「小学生の年の子供らしさも」⇒「年相応の」のほうがスッキリします。この4つは、勝手な想像ですので、適当に流し読みを(笑 主人公の見た目が分からないんですよね。始めのトイレのシーンで、鏡に映るシーン等を入れると自然かな、と。 気になったのは、以上です。描写(情景・心情共に)は綺麗です。とくに美しい情景を喩えるときの描写は、最近読んだエブ小説でもピカイチです。あとは、創りこまれた世界観。それを上手く醸し出していけるかが、名作になる一歩だと思いますよ。
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こんなに丁寧なレビューを頂けるとは! 感激です(m'□'m) 適切なアドバイスをありがとうございます(≧∇≦*) 直すべき場所がたくさんありますね💦レビュー見ながら「そうだよなぁ」と何度も納得してしまいました!これからまた読み返して書き直していこうと思います。 中には伏線としてこっそり書いたものへのご指摘もありまして、実に鋭く読み込んで下さったと驚きました(≧∇≦) 指摘の方が多いレビューを見ていると、やはりまだまだ未熟者だと感じます。精一杯これから精進してゆきます🌱 今日は本当に、ありがとうございました!!
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指摘を多く書きましたが、作品の良い点については、他の方が仰っていたので、省かせていただきました。 楽しそうな部活だなー、と思いながら読んでました(笑) あと文字数制限で書けなかったのですが、偏差値の話が気になりましたね。 偏差値80というと、高校ならば開成や灘を超えてますし、大学なら東大や慶応なんかを超えてます。 それも読者を「え?」とさせて、物語に入り込むのを妨げているのかもしれません。 今回は、依頼ありがとうございました! 私も読ませていただいて、また一段成長出来たように思います。 では\(^o^)/

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