※このレビューは純粋な読み手としての視点ではなく、書き手としての視点で書かせて頂いてます。 と、いうわけでレビューを書かせて頂きます。 パート0において一切触れられていなかった『魔法』というキーワードが次章から頻繁に出てきたのが非常に困惑しました。 世間的に数多く使われる設定である『魔法』ではありますが、果たしてこの作品の『魔法』とは、いったいどういった物であるのか。この辺りが余りにも不透明且つ漠然とし過ぎています。説明もチュートリアルもないゲームと似ています。 この世界の魔法は何ができて何ができないのか、それにより文化も大きく変化します。(例:距離が無制限な、積載量が無制限な瞬間移動がある世界ならば車や列車などの交通機関が必要ない。ならば都市を行き来する為の道が必要ない) また、家電や科学技術が過去には存在したとありますが、作品の現代では使われなくなったのか。いつから魔法という存在は出現したのか、その辺りの理由などを突き詰め、話に盛り込めば内容もまた深い物になると思います。 あとは名前。ファミリーネームはないのかという疑問もあります。例えば魔法が繁栄した世界で魔法が使えない一族がいたとします。そこではやはり差別などの問題も起こり、侮蔑の意味合いで魔法が使えない一族を〇〇と呼ぶ。また、魔法が使えない一族も世間とは違う事を知らしめる為に自らを○○と呼ぶ。 こういう形のファミリーネームもあるかと思います。 何よりも『伏線』とはそうした見える設定があって初めて機能するものだと自分は思います。設定がはっきり見えない状態での伏線回収は『後出し設定』と思われる事もありますのでご注意ください。
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初めまして。 【惰眠を貪る部活、略して文芸部!】のレビューを拝見いたします。 アゲインストさんの場合、作品が駄作だったと言うよりも、作品との相性が悪かったように思います。 レビューでご指摘なさっていた点、まず魔法の可能と不可能についてですが、この点は主人公の動きに合わせてキチンと説明されていました。 次に魔法が使えない人の呼び名は『音無し』と明記されていますし、由来も説明されていました。 確かに甘いレビューに浸るだけのクリエイターに問題がある点は、私も賛同いたします。 しかし「純粋に書き手として書いた」割には、見落としが多いと感じました。 時には辛口レビューも必要だと認めますが、挫折
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わざわざご丁寧にありがとうございます。 音無しの件までは見ていたので、名字とかないのとかこの辺で使えばいいのになぁ…とかも思ったりも…そこを込みで名字について触れたりもしましたが、もしかしたら続きにあったり、気付かれなかっただけかもしれないですね。今更の話ではありますが。 書き手としての資格なんて人それぞれが感じたりすればいいと思います。プロでもない人間の集まりのなかでは明確ではないですし、資格がないからどうというわけでもないですからね。ただ今回は作者様からの辛口希望で自身も読み手としては内容的に読めなかったという形になってしまいました。 そこは相性の問題もありますが、自身の今後の課題の一

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