かず

それが肉体であるにしろ精神であるにしろ、自分がマイノリティであると気づいた者が、諦めるのではなく、ありのままの自分を受け入れ赦すのには、 ――勇気と、時間が要る。 シドと珀は、その時間を共有する、紛れもない、『家族』。 でも、その時間のあとに、気づいて欲しい。 両親にも、その勇気と時間とが必要だったということ。 決して諦めではなく、積極的に赦すために。 珀とシドの未来に、両親の未来に、その時が訪れることを祈ります。

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