しましま

まずは、完結お疲れ様でした。 読了して最初に思ったことは。 是非書籍という形で読んでみたいと言う事です。 ケータイの横書きの表現の中でも、十分厚みのある内容ですが、是非、縦書きの活字で読みたい。 そうすればもっと、読み取れる何かがある気がする。 そんなお話でした。 正直、渤海という名はうっすらと聞き覚えがある程度。 登場人物の誰が実在し、誰が架空の人物であるのか。 それを見極める知識もありません。 けれど、読み進めていくうちにそんなことはどうでもよいと思うようになりました。 それは物語の中で心海や理那が、確かに「生きて」いたからです。 激動の時代を己の知力のみで駆け抜けようとした、心海。 それをどこまでも、強く優しく見守り続けた理那。 心海の謀略は時にあざとく冷酷だったけれど、物語の芯にある二人の確かな愛が、それを中和しているように感じました。 そして、心海だけでは無く、烏玄明や昔耶津など、様々な人物を丁寧に描くことで、歴史の狭間にに存在した「定安」という国の激動を、すごくリアルに感じることができました。 本当に、読み応えのある作品でした。 素敵なお話、ありがとうございます。
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この度は、大変素敵なレビューをありがとうございました! m(_ _)m めったに閲覧されず、しおりも全く増えないので、途中で何度も、書いても意味ないし、投げちゃおうかなと挫折しまくった作品です。 それだけに、しおりを挿んで頂けただけでも有り難く、最後までお付き合い頂けたのは、本当に夢みたいです。まさかこの作品にレビューを下さる方がいるとは、夢にも思いませんでした! 信じられない、感激です! (T^T) もともと、悲恋を描きたくて、この小説を書き始めました。このストーリーに合いそうな国や時代は定安だと思い、また、渤海にはロマンがあるので、物語の舞台に選びました。 まだまだ謎の多い

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