栄妙子

今回も常々私が考えている事をご指摘頂きまして、ありがとうございます。 確かに決められたページ数でひとつのストーリーを完結できるクリエイターは、おそらくエブリスタには少ないと思います。 ひとつは環境に対する甘えですが、確かにプロになったら時間が無くてもスランプでも、定期的に確実に面白いストーリーを要求されるので、趣味でかいている方の場合は環境に甘えて構わないと思います。 もうひとつは作品を完結してしまうと、現在のエブリスタではその作品を評価するイベントもスタッフも存在しない事です。 中には完結を応募条件にしたイベントもございますが、イベントの趣旨に合わなければ、二度と日の目を見る事はございません。 読者でさえ更新されないとわかると、閲覧しなくなる現在の仕組みにも問題があると思います。 読後感については、私も意識しながら書いています。 短編小説ならきれいにまとめる自信はつきましたが、長編小説の場合、作中で仰った話のバランスが難しくて、現在も悩んでいます。 ひとつのストーリーとして最初から最後まで読んだ時、新しい登場人物や主人公以外のストーリーがなければ、話のテンポが狂ったり展開が不自然になったりするのは、最初の計画が甘いからだと思いました。 ひとつのストーリーを後悔なく結末に導くためには、やはりじっくりと計画を練る根気と、必要のない部分を削り取る勇気が大事かも知れません。 今回もご指導ありがとうございます。
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