美由紀さん、いつもたくさんの応援をありがとうございます。 『野いちご総集編』読ませて頂いてます。  現時点までで、読ませてもらった作品についての感想を。 ……新潟県の風土と、ヒロイン、そして不思議な少女や運命の彼との交流、こういった盛りだくさんの見所が描かれていて、非常に興味深いお話です。  農協関連団体や、雪虫、信越地方独特の情景なども、物語を引き立てる役割を果たしていると思います。  ちょっと個人的に気になった点がいくつかあります。参考までに。 ①就職が内定している事業所が、事前にアルバイトとしてヒロインを短期間雇う場面。  これは、アルバイトなどではなく「試用期間」にした方がもしかしたら自然かも知れません。絶対ないとは言い切れませんが、あまりこういうケースは聞いたことがないです。 ②警察がある人物から聴取した後の対応。  これを指摘すると、物語が大きく変わる可能性もありますが、現実的には有り得ません。……「保護相当」と判断されるケースの場合、特に対象者が未成年であったりする場合は、何かしらの保護施設に短期間収容します。  身元引き受けは、その間が過ぎてからなら分かりますが、いきなり翌日というのは考えられません。 ③物語の本筋自体とは全く関係ないのですが(苦笑)主要登場人物の中に、集英社(今回「セブンティーン」グランプリ後援企業)以外の出版社が、【商標権を保有しているキャラクターと同姓同名の人物】が登場しています。  これは、著作権とは全く別問題なので、使っても別に構わない……のですが、通常この前提があると、集英社などの他の出版社からの書籍化が困難です。 (F社なら大丈夫)  下の名前を漢字表記にするなど、変更された方が良いかと。 ④「!」感嘆符が必要のない箇所に多用されている。これは、読み手の集中力に関わるので、会話文以外からは省いた方が良いでしょう。  色々と細かいことを書いてしまいましたが、いちごちゃんの天然な可愛らしさが印象的で楽しい作品だと思います。  今後とも頑張って下さいね。  失礼致しました。  
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