【コメント】

災難男と奇妙な仲間の妖商売記

レビュー屋　Ｙ－Ｆです。『災難男と奇妙な仲間の妖商売記』読ませていただきました。物語への掴み方が面白いです。 WEBという現代的なメディアで見つけた求人が、妖怪相手の商売というのは、斬新性を感じました。店長をはじめ、麗香や恭治のキャラも個性的ですし。妖怪との交流や信頼をテーマにしているのも、好印象です。悪い点というより、案がひとつ浮かびました。現在の設定では、実店舗があり、妖怪専門に来客を待っているスタイルですが。客の受け皿は"WEBショップ"にして。実店舗は持たずに、普通の民家が事務所代わり。『表向きの客は人間で、ときどき妖怪』というスタイルは如何でしょう。『妖怪もWEBを使う時代』『会ってみるまで、相手の正体が分からない』そんなWEBの特性と危険性が、現実感を引き出して、より面白味が増すような気もします。

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