月輝花

全体を見ればとても読みやすく面白い作品なんだけれども、主人公のマミヤの思慮の足らなさが本当に26歳なの!?と24歳の私が思う程幼く自己中だなぁと感じました。何故なら、自分が「化け物」だの「異端」だのと言われ傷付き、周りの人が離れて行かないか?と悩み落ち込むくせに、ハザマに対し「化け物」といった感情を持ち、さらに「キモイ」と言い放った事への反省は一切無く、仮に大きなチカラを持ち得たが故の異端ではなかった場合であっても、日常に置いて「キモイ」等と他者に対し発するのは礼儀正しく常識を持ち得た大人にはあってはいけない発言であり、自分が言われた際にどう感じるか?をまず考えるべきである為、作品としては面白いが主人公の矛盾っぷり自己中な思考っぷりは好きになれなく残念に思う。一応謝罪はしているが、謝罪する理由が「傷を抉った云々」という聊かズレた理由であり、本当に謝罪しなくてはいけないのは「キモイと言った事に対してである」。自分が言われてあれだけ落ち込み悩んだのなら、言われた側の気持ちもわかるだろう?と、何言ってんだ?この主人公は・・・ととても残念に思いました。
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