たすう存在

とにかくすごいインパクトの作品でした。 逆転の発想というか、何もかもが逆転した「オズの魔法使いワールド」。 個人的に元ネタである「オズの魔法使い」は凡庸な童話というイメージしかなかったのですが、この作品はある意味でその住人たちに命を吹き込んだように思いました。 ……ある意味で、ですが^_^; お気に入りといっていいいかどうか分かりませんが、案山子とブリキのきこりのコンビのインパクトがすごいです。 コメディタッチ、ライトタッチで描かれてはいるものの、このコンビの描写はそのままものすごく怖いホラー作品でも通用しそうです。 また、インパクトでこそ及ばないもののライオンやオズ、もちろんドロシーもそれぞれに個性際立つキャラクターに仕立てられていて、その掛け合いもまたとても魅力的に描かれています。 本作は素晴らしいキャラクター小説ですが、キャラクターの魅力に頼るばかりではなく、物語のテンポもよく、人物・世界の紹介→課題→意外な展開→より深い解決、と構成の妙が際立っています。 あのかわいい表紙と限定された世界設定からここまで意外で魅力的でインパクトのある物語を紡いだ作者さまの力量に脱帽です。 遅ればせながらですが、素晴らしいハロウィンをありがとうございました。
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こんにちは^ ^ レビューありがとうございます! あわ踊りサークル解散ということで、これが最後の秋イベ作品になってしまいました。 名残惜しいですね……。 秋イベがあったからこその作品ですので、これから先の楽しみが一つ減ってしまいました(>人<;) 個人的にもこの短編はキャラが輝いていて、書いてきた中でもしっくりきてます。 最後にこのようなレビューを頂けて光栄です! 今までありがとうございました( ̄▽ ̄)

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