吉田安寿

 多感な時期特有の純粋さ・愚直さがうまく表現されているお話です。  高校三年生という、社会的には大人にならなければいけない微妙な時期。進路など、いろいろな焦りが生まれる中で、思いがけず大人の女性・ちとせさんに恋してしまった響人くん。  彼がまたちとせさんに会えるんじゃないか…と期待と不安に一喜一憂する様子。高校生という、狭い世界しか知らない十代特有の頭でっかちな部分。拝読していて、自分にもこんな時期があったな…と懐かしく感じました。  後半、ちとせさんへの想いを伝えるべく、どんどん盛り上がっていく気持ちのところなどは、つい展開を急いてしまうものですが、じっくりと丁寧に描いていらっしゃったのには唸りました。  このお話は、今まさに響人くんと同じ世代の若い方も、すっかり大人になってしまった方も、両方共感できる素晴らしい作品だと思います。  読後感が悲しくなく、さわやかで前向きになれるところもステキです。
1件・3件
尾花茂文さん、こんばんは。 早くもレビューいただきありがとうございます! 書いていて伝わっているかわからない部分があったりもしたので、とっても嬉しかったです。 たくさんのスターもありがとうございましたm(__)m
1件
 ご丁寧にありがとうございます。  わたくしは正直者なので、素晴らしい作品は手放しで褒め称えます(笑)  本当によくまとまっていて素敵な作品でした。さっささんがイベントに参加してくださらなければ、この作品に出会えなかったかもしれません。ご縁に感謝します★
1件1件
こちらこそ、ご丁寧にありがとうございました。 イベントに参加させていただいて良かったです(^^) ご閲覧ありがとうございました!
1件

/1ページ

2件