ワイン

イベントから参りました。百十頁くらいまで読んだ感想です。 まず独特ですね。訳も分からず宝石を受け取り、訳も分からない戦いに巻き込まれていく。宝石の少女(これから男性が出てくる可能性もありますが)も戦う理由を知らない。でも戦えと教えられている。何とも不思議な世界観です。 ジャンルはラノベですし、中高生の憧れの詰まった作品でもあります。女の子と同居、しかも可愛い。守るとか何とか言ってくれる!真凛は非常に魅力的なキャラクターだと思いました。 しっかし宝石売りのじいさん・・・。何が目的なのでしょう。主人公のような平凡を愛するという少年に渡したり、犯罪を起こすような人に渡したり・・・。謎が深まります。 おしいと思う点は、少し解決がご都合主義すぎないか、ということです。 あ、戦闘シーンがご都合主義ということじゃないです。異能力系の作品における戦闘で、「ちょっと何やってるのかわっかんないですねー。」って作品も見受けられる中、分かりやすく描写できていると思います。 問題と僕が思っているのはその後。ショッピングモールの戦闘後とかですね。 簡潔に言うと、「営業再開早くない?」ってことです。何かメッチャ破壊されてたじゃないですか?いくら建築系のスポンサーがついていても、流石にすぐに営業再開できることはないでしょうし、客もショーとは流石に思わんでしょう。危なかった方もいるわけですし。 警察があんまり関わってこなかったのもちょっと不自然かと。普通ショッピングモール側が被害届だすと思います。施設は破壊されてますし。便利な人払い結界や他の人が完全に避難したあとに戦っていない分、その後の解決法や締めが難しいとは思いますが、ぜひ頑張ってほしいです。 文章は分かりやすいし、目立ったミスもありません。話も面白いし、ラブコメも上手く入ってきています。 気になったことはそんなところでしょうか。面白かったです。 確かもう一つ参加してくださっていた気がします。そちらにも顔を出しますのでお待ちください。

この投稿に対するコメントはありません