詠波-UTAHA-

星のまたたきは永遠だと信じていたけれど、星々の中には、寿命の短い星もあるのですね。 調べてみると、すばるの星々は若い星だそうです。 青白く群れる、若く命短き星たちの輝きは、永遠だと信じていた日常を運命によって奪われた人々の命と重なって、冬の夜、ツンと鼻を突かれたような切なさを感じずにはいられませんでした。 誰にも見つけることができないくらいに高い場所にいたなっちの星を、いのりちゃんは信じ続けてちゃんと見つけてくれたんですね。 二人の強い思いが、神さまに奇跡を起こさせたのかもしれません。 もしくは、なっちの周りにいたすばるの星々。 なっちのご両親を含む、一緒に事故に遭われた方々からの最初で最後のプレゼントかもしれないな、とも思いました。 みんながもしかしたら、なっちといのりちゃんに希望を託したのかな。 そう考えると、もう切なくてたまりません。(すっかりご両親目線←) 二人の体に刻まれた星の奇跡を、すばるの星たちはずっと見守り続けていくのでしょうね。 素敵な星語りの奇跡を、どうもありがとうございました☆
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詠波さんレビューありがとうございます! そして今回は大変お世話になりました!_(._.)_ どんなに短い命といっても、人間に比べれば星の輝きなんて永遠のようなものなんですよね。 でも、私たちが見ている星の輝きは本当は遠い昔に消えた光が今になって届いてるだけかもしれない。 実はそんな儚さがある星を題材にしただけに、ちょっとしんみりしたお話になっちゃいました。 でもきっとお二人が幸せになれたのは 祈ちゃんの強い想いと、読んでくださった皆さんの想いのお陰かもしれません なんて(^-^)

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