清瀬桜李

おはようございます、ここでも他所でも直近に書いた小説に日本語以外の言語を使っていた清瀬桜李です(向こうではドイツ語とイタリア語、こちらではマレー語)。 さて、以前弟と話していてこんな発言が飛び出しました。 「憲法改正反対って言ってるの、国賊か何か?」 確かに奇妙な話です。改“正”とあるのだから誤りを正すのが修正である筈です。『改悪反対』ならまだしも、悪いのを悪いまま残すべきだとは、何を考えているのでしょう。きっと原義を考えず単に変える事だけを意図しているのでしょうが、文字面からして奇妙でなりません。 そういえば、最近『歴史修正主義者』という言葉が表に出てくる事が増えてきました。“修正”とあるように、本来は歴史通説の事実と異なる点を史料や遺跡分析などによって正しいものへと直そうとする人を指すのでしょうが、これが政治的イデオロギ的理由で恣意的に都合のいいところだけ変更しようとする意味で使われているようです(某日本刀擬人化ゲームでは、過去に侵入して文字通り歴史的事実そのものを“修正”する集団を指しているようですが、それこそ非現実的な例です)。皮肉って言うならともかく、文字の意味を考えずに漢字語を適当に使うのは推奨されるべきではないと思います。 もっとも、頻繁に欧州語を漢語訳した造語を使う私も大概なのかもしれませんが……
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そりゃ、脊髄反射で反対してる奴ばっかりなんだから 気付くわけないでしょ
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こういう人は、賛成派だけじゃなく“正統派”の反対派からも煙たがられるんでしょうね。
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