まさりみか

本が好きでとりわけハイファンタジーが大好きって方にお薦めしたい一作。 本作は旅人と出会った一人の少年の短い季節の話であり、これから始まるであろう彼自身の旅立ちの序章に位置づけられる物語。 旅人との緩やかで楽しい触れ合いの前半は口許が緩むこと請け合い。 また後半の熱闘繰り広げられるクライマックスの熱さと衝撃には心を揺らされました。 そしてプロローグと呼応するかのようなエピローグと師への賛歌を示すかのような呪文。 嵐が過ぎ去った後のような清々しい終わり方でした。 面白かったーっ! デビュー作と言うことで(というかデビュー作とは思えない言葉のセンスですが)、冒頭美しい地の文とラグナの言葉がちょっと違和感でしたが、読み進める内に不思議な調和を感じて面白かったし、ラグナの成長も伺えるようで引き込まれて行きました。 もし、この物語に1つ言うことがあれば食べ物の名前でしょうか。 よく知る食品名に異世界からリアルに引き戻される気がしました。 もしかしたらシリーズを読めばそれに理由があるのかなとも思いましたが、完全にハイファンタジーということなら聞き慣れない名前で調理法から食べ物を推測させるのも手かなと思います。 最後に   トール、無茶苦茶カッコいい!!!!   ラグナもいい子。これからの活躍に期待します!
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ありがたいレビューありがとうございます! 好意的な意見も改善を促す意見も自身の成長のため、真摯に捉えさせていただきたいと思います! 今後もラグナの冒険をお楽しみください(^-^) ありがとうございました!
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すごく面白かったです^^ 続編も楽しみにしています! フォン登録させて頂きますね。
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