haori

こんばんは。レビュー失礼いたします。 先に、以前いただいたコメントで、辛口でもとおっしゃっていたように思いますので、若干辛口でレビューさせていただきます。と言っても、技巧的なことはほぼわからない人間ですので、感覚的なレビューになるかと思います。 しかし正直、若干でも辛口は難しいですね(苦笑)。 舞台となる図書室は、だれにでも想像できる場所であり、『高校の図書室』と記すだけで、詳しい情景描写は必要なく、おそらく作者さまはそれをわかっていて、無駄な描写をされていないのではないかと思いますから、それはうまいと思いこそすれ、描写がないからダメとは言えません。 また、『秋野愛』という存在を追ううえでの風景描写については、多すぎず少なすぎず、こちらもうまいと思いこそすれ、というところですね。 というわけで、若干でも辛口になりそうなところを探すのは、私にはとても難しい本作品でしたが、それっぽいことを言えるとしたら、人物に、でしょうか? 部長の濃さはわかる。主人公の葛藤もわかる。この二人のキャラに対して、林君は薄味かな、と。 林君の正体を考えれば、その薄味さはわざとな気もしないでもないですが、もう少しキャラを立たせてもいいんじゃないかなと、そう思いました。 でも、5000文字という制限内でこれだけしっかりとキャラが立った人物を作り、その人物たちにひとつの物語を進行させ切った。 その作者さまの手腕には感服のひと言です。 気がつけば、どこが若干でも辛口? と、自分でも思うようなレビューですが、すみません、置かせていただければと思います。 では、これにて失礼いたします。
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haoriさん、こんにちは! 『俺達の都市伝説』にお立ち寄りいただき、さらにご感想まで、ありがとうございますm(__)m ……スルドすぎますhaoriさん!(笑) この物語が中途半端なものになってしまった原因、まさにそこだ!! 実は、5000字の壁に負けて、林の、あまり幸せではない生い立ちの記述を、まるごと削除したんです(笑) 主人公の葛藤を引き出す相手役として、もっと重みを持たせて、もっと真摯な青春苦悩ストーリーにするはずが、 削ったせいで苦悩がなくなり、なんだかほのぼの感さえ漂ってしまい(笑) 何か足らない感が拭えず、逆にお笑いを付け足してしまう始末(笑)(笑) 短編書きの命題、
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こんばんは。 ご返信いただきありがとうございます。 なるほど。そういうことがあったんですね。 でも、まるごと削除されたにもかかわらず、物語に穴が空いたようになっておらず、ちゃんと初めから終わりまで物語の筋が通っているのは、やはりかずさんの手腕だと私は思います。 それから、実は、今回レビューさせていただいた作品は1年前以上前のもので、もしかしたらかずさんがレビューを欲しいと思っている作品は別にあるんじゃないかなと、そう思いはしたのですが、初めのレビューが連作の最後(いまのところですが。)の作品だったので、敢えてこちらを選ばせていただきました。ごめんなさい。 さて、現在、第2話の初めに
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