神山 流衣

自分のレビューを読んでこの作品の何を見ていたんだろうと鑑みた。素晴らしい作品に言葉を添えたかったから、それもレビューなのかもしれない。 削られてしまった言葉を思い返しては、その計り知れない痛みに戸惑ってしまう。 自分というちっぽけな存在が更に萎縮してしまう。 まにまにさんの痛みを癒すことができるのは、唯一無二の存在しかいない。私はそれをブレていない貫き通された詩集と讃えたかったのだろうか? 明眸という言葉がある。慧眼という言葉もある。この詩集を拝読させていただくと、曇りのない綺麗な瞳に見透かされているようで、己の醜さを恥じる。 かなしいことがありました。淋しい気持ちになりました。ボトルの中で飼われている魚(私)は呼吸法を忘れて酸素が脳にまわらずに力が入りません。 だからこの詩集の真意に気づけたのかもしれません。 まにまにさんの痛みはあなただけのもの。分かったような気持ちになれても、それを共有したような気持ちになるのは烏滸がましい。 だけど言葉を添えさせてください。一人の詩人の行く末が輝かしいものでありますように。 ただあなたはそこにいてください。そこにいるだけで救われている方々が存在するのですから。 神山 拝
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流衣さん、レビューをありがとうございます。 どうしようもなく物悲しくなるとき、胸が張り裂けそうにキリキリ痛むとき、浮き足立って落ち着かないとき、クタクタになって何も考えたくないとき、生活していると本当に色々なことがありますよね。これからもそんな感情や衝動にそっと寄り添えるような詩を書き続けていけたらいいと思います。 この詩集があなたの悲しみを少しでも癒すことができたら、こんなに嬉しいことはありません。 どうか、あなたに良い眠りが訪れますように。 いつも、感謝しています。ありがとうございます(*´-`)
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