初めてましてですが、レビュー失礼します。 風に舞う花びらは、秘めたまま散ってしまった淡い恋心。 離れた距離は縮まることはないけれど、何時までも変わらない気持ち。 アベリアの中に隠したままの片想いは、写真よりも鮮明に残るんでしょうね。 寂しいけれど、可愛らしく思えるいじらしい女の子です。 一面彼岸花で敷き詰められた世界でひとり。 そんな寂しい世界でも悲観せず、夏に囚われて薄着のままで過ごす彼のことを心配し続ける彼女。 地獄でも天国でもない場所で彼のことを引きずるように待つ彼女と彼は似た者同士かもしれませんね。 大切な人がいなくなってしまった一年という月日はどれくらい長く感じるんでしょう。 秋は悲しい季節。けれど、素敵な思い出が積み重ねられてきているから暖かく感じるんでしょう。 大切な人がいなくなって悲しいのは、楽しい思い出が沢山あるから… 悲しいけれど暖かさの感じられる不思議な詩です。 秋の暖かくて鮮やか、けれど肌寒くて寂しさの感じられる雰囲気がそれぞれの詩から感じられて凄いです!! 三種三様の恋詩…まるで3本の映画を一気観したような満足感でいっぱいになりました!ありがとうございました!!
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いつき様 レビュー、ありがとうございます! 一篇ごとに丁寧に感想をくださり、感動です(;;) 写真などの形に残る姿がなくても、目に焼き付いた光景というのは、いつまで経っても色褪せずに残っているものなのかな…と思っています。 なので、同じように感じていただけて嬉しいです。 誰かを想い続けることは、切ないことと同時に幸せなこと。 一番自分が優しくあれることだと思うので、悲しさの他にそんな優しさを意識しました。 映画のようと言っていただけて、恐れ多いですが凄くありがたいです(><) いや、やっぱり恐れ多いです…!(苦笑) 素敵なレビューを、本当にありがとうございました(^^)
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