沢村 基

街の片隅に息づく人々の物語。 夢のような演出に彩られた甘い恋愛も、絵に描いたようなドラマチックな出来事も無いけれど、しっかり地に足のついた生活の気配が感じられます。 子供は育つ環境を選べない。 どこかで父の言葉に釈然としないものを感じながら、それでもその人のもとで大人になった主人公。彼のどこか屈折した想いが、日常の隙間から丁寧に描き出されていて、優輝さんの世界は健在だなあ、と思わされました。 ドラマチックではない、と先に書きましたが、主人公の心境の変化は、本当は人生の見方が変わるほどの大きなもの。ゆっくりと人との絆を取り戻していく様子に希望を感じました。 お疲れさま。 素敵な作品をありがとうございます(*´∇`*)
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基さん、遅くなりましたがレビューありがとうございましたー! 屈折した優輝は健在です( ロ_ロ)ゞ(←!? この話に希望が見えたなら書いて本当に良かった。 伝えたいと思っている人にその希望が届けば良い。能動的には動けない自分のささやかなもがきです。 閲覧&レビューありがとうございました(*^^*)
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