藤白 圭

百人斬イベントへのご参加。 誠にありがとうございました。 読了致しましたのでレビューさせて頂きます。 一人の殺人鬼を主人公とし、その生き様や心理を描いた作品。 複数の視点を交え、テンポよく進められていくストーリー展開。 ゾクゾクするような描写に、とても引き込まれました。 人の思考や価値観は千差万別。 サイコや殺人鬼、精神病の人達の心理だって、それぞれ違う。 過去がある者も。過去が無い者も。皆、思考は違う。 この物語の主人公が殺人鬼になるに至った気持ちも。 とある出会いからその心理に変化が出始めたのも。 殺人への欲求が消えたキッカケも。 読み手が精神科医となり、一人の患者を観察しているようで、とても面白く読まさせて頂きました。 特に、ラストの「誰?」というのにはかなりゾクリとさせられました。 さて。 これは私の個人的な意見ですが、少々気になった点を。 ①改行後の文の先頭。  スペースをあけるのか、あけないのか。  統一された方がいいかと思います。 ②誤字や単語の使い方、助詞の使い方が気になる。  例)P18埋もれ流→埋もれる    P27焦りと言った→焦りといった    P92ここにいつ奴ら→ここにいる奴ら       P26「眼球からは~突き刺さっている」→「眼球には~突き刺さっている」    P7ワンセンテンスの中に「オレは恋した~、オレは殺しに走る~」と「オレは」が二回使用されているので、二回目は使用しなくてもよいかと思います。    P17.18「行幸」は基本的には天皇に対して使う言葉。一般的にはあまり使用しない方がよいかと。     ★語彙が豊富なのですが、使い方の誤り、多用によって、一番重要な部分(テーマや内容がわかりづらくなっています) ③矛盾点が多い。 例)  雪のないところで、ソリを使用したとしても滑りが悪く、女の子一人で二人を乗せて5分で移動は物質的に不可能  P21前後。春子のことを前述では「女武将のよう」と言っているのに、「凄みがありドスが利いている」のは可憐な見掛けとは違う的な事が書かれてある。 細やかな指摘で申し訳ありませんがあくまでも個人的な意見です。 全体を通して、とてもスリリングかつ、心理描写が細やかで、とても引き込まれる作品でした。 ホラー大好きな私としては大満足させて頂きました。 ありがとうございます。
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コメントありがとうございました! ①についてですが、もともとは文庫のように段落をつけて書いていました。それをエブリスタ用に文章ごとで改行したため、元の文章にあった段落文のスペースが入った状態になっています。なので通常の文庫と同じく段落が変わったという意味でスペースを入れてあります。 その他のコメントはおっしゃる通りで適当なタイミングで直していこうと思います。細かいところまで読み込んでいただきありがとうございました!
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丁寧なお返事、ありがとうございます。 なるほど。 ①については、私も公募用に書いたものをUPした時に、同じような状況になったので、お気持ち分かります。 他の部分に関しましては、私個人の意見ですので。 あまり気にしないでくださいね。 でも、レビューでも書きましたように。 ホラー好きの私がワクワクする作品。 物凄く楽しまさせて頂きました。 ありがとうございます。

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