青原革命児

 イベントへの参加、誠に有難う御座いました。大変遅くなってしまいましたが、レビューをさせていただきに参りました。  一部、少し辛めのレビューになっており、気分を害してしまう可能性があります。どうかご容赦ください。  最初から最後まで話に一貫性があり、よく構想が練られているなと感じました。よく、小説は起承転結が大切と言われますが、御作はその手本となりうる作品です。  ただ、読み始めから最後まで、ミリタリー特有の硬さを感じました。文体やキャラクターのセリフ、また表現の端々からもそれが滲み出ています。これは、このジャンルでは仕方のないことなのかもしれません。また、ミリタリーにはそれが合っているのかもしれません。が、結果それが読者を選ぶことになってしまい大変勿体無いと感じました。  私としては、もう少しキャラの口調を柔らかくすることや、感情の起伏や表情をより細かく描写して人間味を濃く演出していると読みやすいと感じます。 例えば、年頃の女の子を主要キャラクターとしているので、何処かでそれらしい演出を施すことで女性にも親しみやすさをあたえることができると思います。    御作は読んでいて筆者の作品への愛を感じる作品でした。一読者として、これからも応援させていただきます。イベントへのご参加、誠に有難う御座いました。

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