Satori

呵責の夏に続く、シリーズ第二段。 シリーズ一話のちょっと不思議な話は物語全体の序章のような役割でしたが、こちらは一話の裏側を探りながら、本編で活躍するキャラクターたちをメインに描いています。 一話の友哉と由宇の物語に浸りきっていた私のような人からすると、ちょっと寂しくもあるのですが(笑)、謎の提起がすぐにはじまり、本編に隠された闇の片鱗のようなものを美沙の視点で覗けます。 美沙の主観がオブラートのように謎を包んでいて、ヒントが掴めるような掴めないような感じ。だから、ストーリー全体の推理を始めたくなる。 序章では謎の少年だった春樹の素顔は後半で少し。 一話での会話と、二話初めにみせた好奇心が印象的だったのか、実はちょっと、悪戯心なのかなって思ってたんです。しかしこれが……。 うーん、もっと見たいですね(笑)春樹を。三話から本格的に人となりが分かっていくと思うのですが、とても楽しみです。 今までの構成から推測して、かなり長編なのかなと予想。 まだまだ続きがある! というこの安心感がとても嬉しい。続編の公開楽しみにしてます☆
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うお~Satoriさん! 渡航前の忙しい時なのに、温かいレビューをありがとうございました! やっぱりこの第2章は皆さん、戸惑われるみたいで。呵責の夏があまりにも深刻だったので、「え?全然違う人たちの話?」と。 当初、呵責の夏を思いついた時に、すでにこの「少年春樹」との二重構成になっていたんですが、う~ん、やっぱりテーマの重さが、1章のほうが強かったからでしょうね。 そうそう、春樹って美沙の前ではワザとふざけた口調になって強がって、自分のナーバスな面を絶対に見せないので、美沙視点になった時、すごく生意気な子に見えてしまうんですが。 でも最後の方で、Satoriさんにも気づいてもらえてよか
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