清水 誉

この猫は、助けに来たのか唆しに来たのか。 彼の世界はとても狭い。 その中にある唯一の庇護するはずの者は彼を拒絶する。 切ない。 とても切ない。 彼はたった一つの自分の望みを叶えたかっただけなのだ。 柔らかな感触と次第に冷え逝く身体を抱きしめ彼は欲しかった物を手に入れたのだろうか。 泣くことさえ教わらなかったこの子をどうか抱き締めてあげてほしい。
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切ないレビュー……(´;ω;`)ブワッ! ありがとうございます……! あのチェシャねこはなんだったんだろう、その解釈でいいと思います。 みぃくんに安らぎに似た破滅を与えて消えていった。 でもそれは、歪んだ人間社会が生み出した産物。 そんなコンセプトだったと思います。……書き始めたときは確かにそうだった。 でもなにか、進めるうちに何かが動き出したというか……。 何度も筆を置きました。やめようと思って二回ほど書きかけの作品を削除しました。 でもできちゃった(´・д・`) こんな後味の悪い作品にレビューを、本当に感謝です。 でもね、暗すぎて誰も凛音画伯の表紙にはつっこんでくれないの……。
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凛音さーん……せつねーよーぅ(´・_・`) 表紙絵がアレなのに内容は切ないなんて、酷いよ? オカンにあの目をさせたかったの? あれはかわいいオネーチャンを見ている清水の目と同じだよ?
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