百彪

歴史小説、書き始めるとどうしても史実を調べたくなっちゃいますよね。 そんで調べてるうちに違う事まで興味が移っちゃって、色々と面白い事が出てくるんだけど、最初に知りたかった答えにはたどり着けないという(笑) 小さい事ですが、『天翔る白龍』の58ページ、『明州』と表記していたところを『慶元府』と変更しました。 現在の寧波市ですが、明州の呼称は唐代に呼ばれ始めたものの、南宋時代は慶元府と呼んでいたそうで、変更しました。厳密に言えば拙著の時代は元代後期で、元では『慶元路』と呼んでいたそうです。しかし設定上梅富栄助は宋商人の末裔で、漢民族ですからあえて元国の呼称を使わず南宋の呼称を使わせる事にしました。 この後、紅巾の乱を皮切りに明国が起こるのですが、明国に入ると『明州』の呼称にもどって、清の時代に現在の『寧波』となるそうです。 ややこしいねー
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おはッス。 地名は時代によって違うので、少し調べないといけないのが面倒といえば面倒ですよね。 オイラも書く前にある程度調べてから地名とかを出してます。

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