雪翅

シリーズ3作目の完結、おめでとうございます(・ω・)ノ 1作目は謎めいた印象が強かったけど、2作目から、春樹という人物の危うさが目立って見えました。 何かあると、心が芯ごとポキッて折れていっちゃいそうな儚さがあるというか。だから、作中で彼が笑うたび、「大丈夫なのかな……」と不安になっていました。 美沙とのすれ違いや衝突は辛かっただろうけど、その過程も必要だったように思います。 なんとなく、お互い相手を受け止めきれる器がないように感じてて、このまま二人の世界で完結しちゃうとどんどん不健全な方向に転がっていっちゃうような気がして。 だからその分、隆也が彼の心に語りかけるところはすごくジーンときました。同時に、自分という存在をまるごと受け止めてくれる人がいる、その心強さを改めて痛感しながら泣きました。 シリーズ通して、精神的な安定感があったというか、一番強いのは隆也だった気がします。 最後の章を見ていて、春樹はもっと人に関わった方がいいのかな、とも思いました。 きっと色んなことを諦めて生きてきたんだろうから、もう少しくらい欲張りになってくれるといいな。 温かい素敵な物語をありがとうございました。 4作目も楽しみにしています!&ひとまずお疲れ様でした☆
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雪翅さん!! 第3章も温かく見守ってくださって、そしてこんなに嬉しいレビュー、本当にありがとうございます! 雪翅さんのペコメにも、愛情が感じられて、いつもウルウルしていました。(一つ一つにお礼を言えなくて、ごめんなさい><) そうなんです、春樹は本当に、バカが付くほど誠実で優しくて、一生懸命で。 心が折れるギリギリでいつも生きています。 めちゃくちゃ甘えん坊の末っ子だったから、まだまだいろいろ寂しくて、だから美沙を頼ってしまうんだけど。 美沙が、まだ子供な部分があるんですよね(;_;) 隆也は馬鹿だけど(笑)すごく一本木で愛情深い子です。 そう、ほんとうに、丸ごと受け止めてくれる、最高の
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lime様、こんにちは(・ω・)ノ lime様の描かれた人物の中で、一番脆くて繊細なのは『凍える星』のミツルだと思ってたんですが(個人的には、ですけど)、春樹にも、通じる脆さを感じたんですよね。 「ごめんなさい。自己管理ができてなかった」って笑って謝っちゃう場面は、本当に胸が痛かった。 自分に手を伸ばさなかった美沙の態度は当然だって思いつつも、やっぱり傷付いてたんじゃないかなって。頭ではわかってても、心では、完全には割り切れてない部分もあるんじゃないのかなって。 だから、隆也が追いかけてってくれた時は本当に安心しました! あのまま一人で放っておいたら絶対よくない方向に行っちゃっただろう
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