しのき美緒

最初、奇妙な違和感に襲われる。視点人物が女の子なのに妙に物堅い言い回し、彼女の周辺に起こる突飛な出来事、こんなのないわ~と笑ってしまうほど単純なラブストーリー、日経の書抜みたいな一部の表記、それが最後の一ページを読んだ瞬間、氷解するとともに、凍りつくような戦慄に襲われる。 いやー、見事だし、怖いし。また読みたいです。怖かったぁ・・・。
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レビューありがとうございます!ラストとのギャップの為に恋愛部分はなるべくベタで、こんな恋愛に憧れた事もあったな、という印象を与えられるよう意識しました。それを感じ取っていただけたようで、作者冥利に尽きます。
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