佐崎らいむ

これはもう、読みながら胸がぎゅーーーっとなって、後半は大洪水ですよ。 父と酒を酌み交わして昔話……という構図にも見えますが、絶対にそうじゃないと確信しながら読んでいました。 時を重ねてもやっぱり息子って、父親の前でこんなに素直に過去の胸の内を語りませんもん。 父親の遺影か、お墓の前で語ってるのだと思いながら読むと、本当に切なくてたまりません。 でも決して悲しいお話ではないんですよね。 父と息子。本当のところではちゃんとつながってて、成長の課程のドラマなんですもんね。 家族って愛憎が深くて、ドラマのテーマにするとなかなか悲壮になるんですが。 こうやって静かに紡がれる物語にこそ、本当の家族の在り方が映し出されるのかもしれないなと感じました。 うーん、快紗瑠さんに泣かされたなあ・・・(;_;)
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limeさん。 ま、まさか、この作品まで読んでくださっただけでなく、貴重なレビューまでくださるだなんて。 なんていい人なんですかぁぁぁ! 私がlimeさんに泣かされました(´;ω;`)ウッ… 単純明快。 わかりやすい話ではありますが、不器用なりにも互いに思い合ってたっていう気持ち。 彼なりのケジメ。 そこからの成長。 そういったものの深い部分まで読み取ってくださるlimeさんに感謝です。 やっぱり、巧みな文章を描かれる方は、作品を読む時の読解力だけでなく、その奥底まで感じ取る感受性が強いんだろうなぁと思う快紗瑠です。 本当に素敵なレビューに感謝致します。
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