Kim

とっても美しいお話で、もっと深く余韻に浸りたいと、何度も読み返してしまいました。 弱く小さな女の子が、わるい大人の餌食にされようとする様は、どうしたって心臓がギュッと痛くなります。 でもそれ以上に、物語の透明感と美しさが、圧倒的に心に残りました。 上手く言葉で表現出来ず申し訳ないのですが、真冬の朝に冷たい水に手を浸したような、シンとした、ピリッとした、そんな感じの透明感。 最後まで読み進め、こんなにも物語が美しく感じられたのは、少女がずっと、「透明な愛」に包まれ守られていたからなんだとわかりました。 音を失い、無力な少女だったつらい過去の日々も。そして、音を取り戻し、温かさの中に身を置く現在も。 誰にも姿が見えず、自分に関する記憶もない主人公の正体が判明するとき、物語は一番の幸せと同時に一番の切なさが描かれ、涙が溢れずにはいられませんでした。 素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました(*^^*)
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こんな素敵なレビューをいただけてタマもユイも、幸せ者です。 縁の環を結ぶという所から彼らの名前を付けました。 こうして読み手様と作品が繋がれたこと、本当に嬉しく思います。 新作でも無いのに関わらず見つけてくださって本当にありがとうございました。
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上手く文章で書くことが出来ず、拙いレビューで恐縮です…。 少しでも、読ませていただいた感動をお伝え出来てたら嬉しいです。 結とタマの名前の由来、教えていただきありがとうございます(*^^*) お話にぴったりな素敵な名前ですね! ご丁寧なコメントをありがとうございました。
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