何とも、素敵な現代のおとぎ話ですね。 読後、心がホッコリと温かくなりました。 よく『むしの居所が悪い』と言います。 今回のお話に登場する『むし』は、前半では愛ちゃんに取り憑いて彼女を怠惰な人間へと導く『負の存在』の様に描かれますが、実は決してそうではなく、愛ちゃんの背中の居心地が良かっただけ…何て可愛らしいお話なんでしょう! 決して、むし達の存在に物おじせずに正面から向き合う愛ちゃんも、とても優しく立派な子ですねぇ! 文章の所々の『ひらがな表記』も現代のおとぎ話の雰囲気を出すのにとても良い効果を生んでいますね! 私も自分の背中に、そんな、むしがいるのかも…なんて考えてしまいました。 この作品は、小さな子供ばかりではなく、あらゆる世代への普遍的なメッセージでありエールであると思います。 いやぁ、大変素敵な作品でした! ありがとうございました!!
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素敵なレビューありがとうございます! 褒められすぎて、ほんとうに恐縮ですね…(^_^;) 日本では、古来から、感情の変化を身体の中に居る虫によるものだとしてきました。 虫の居所が悪いもそうですね!腹の虫がおさまらないとかも言います(^_^) 是非お子さんに読んでいただけるように、ひらがな表記はいつも気をつけております! しっかりとした童話や絵本もこれから頑張って書いていきますので、よろしくお願い致しますm(_ _)m

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