菊地保尚

私も中国歴史は好きなんで参加させていただきます。 推参というやつです。 垓下の戦いは、項羽の最期として、とても印象的な戦ですね。 連戦連勝で勝ち誇った猛将項羽ですが―― しかしながら自尊心が強く、それに加えて猜疑心も強い。 そのうえ冷酷で戦略・政略・人望の才なく反感を抱くものが多かった。 西楚の覇王にこだわり続け、彭城を都とし、一族ばかりを優遇した。 個人的には亜父こと范増を失った時点で勝敗は決したように感じます。 そんな直情的な項羽。 しかし、それが不思議と魅力的に感じますね。 作品を読ませていただいたんですが、そんな背景を思い出し、やはり項羽はこうだろうなと思いました。 三国時代の小説を書く際、いくらか項羽を悪例に、劉邦を好例にとりますが、戦術に至っては呂布をも超える名将でしょう。 猛将ゆえ戦場で散るのは本望なのでしょうか。 或いは宿命なのかもしれませんね。
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こんにちは。 推参だなんて、私待っていますから。 (・∀・)ね 亜父が失われた時に、私もそう思いました。 分水嶺というやつが言葉としてはまるかな? あとこんな性格はちょっと……と感じますが、最期まで俺様を貫くのは嫌いじゃありません。 文からそれを感じ取ってくれたのは、本当にありがとうございます。 私、好きなんです、何であれ自らの意志を貫く人が。 書き手としてのテーマがそれ。 武士でも居ました、軍人でも居ました、やはり覇王も争いの渦中で終わりを迎えるのが本望だったのかな、と。

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