(応援)ご無沙汰しております! この度、エブリスタの企画イベント『みんなで作るおすすめ作品特集』で、 よりたくさんの皆様にこの作品をお読み頂きたいと思いまして、再レビューさせて頂きました! 本当に素敵なお話ですね! 家族がお互いを思いやり愛おしむ無償の愛情。 両親や祖父母が子や孫を思いやる。 そして子や孫が両親や祖父母を思いやる。 それは、お互いがお互いにとって掛け替えの無い大切な家族だから。 この物語の主人公は、余りに身勝手な両親の行動に半ば失望をし、幼き日に自分を優しく包んでくれた亡き祖母に心の拠り所を求めます。 そして、祖母を慕う余り、知らず知らずのうちに死の淵に片足を踏み入れてしまうのです。 何と健気で、何と切ないお話なのでしょう。 「おかえり」 夢(?)の中で祖母が主人公に言う、その言葉の本当の意味が分かった時、不意に胸に熱い物が込み上げてきて不覚にも涙が溢れてきました。 可愛い孫が来てくれて嬉しくない訳がありません。 しかし、決して『こちら』に来させてはならない。 祖母を慕い続け川を渡ろうとする主人公を冷静にしかしある意味、厳しく現世に追い返す祖母。 それもまた、祖母が大切に思って止まない孫に注ぐ大きくて深い無償の愛情なのでしょう。 そして、目が覚めた主人公は、その事がきっかけとなり身勝手な両親もやっぱり自分に愛情を注いでくれていた家族なんだという事を改めて実感します。 例え、あの世とこの世、住む世界に隔たりが有ったとしても、相手を思う愛情の深さに、何ら変わる事は無いのだという作者様からの凄く素敵なメッセージが深く心に響きました。 これは、本当に切なくて、でも本当に素敵なお婆ちゃんと孫の愛情に満ち溢れた物語。 そして、主人公の心の成長の物語。 最後に祖母の「おかえり」の言葉がまた優しく心に響き、またもや涙が溢れました(汗) 「無事に戻って良かった。あんたの人生これからだよ。人はどうしたってままならない。あんたがどう生きるかだよ。しっかり生きなさいね。見てるから。ちゃんと見てるから……気を付けて、……おかえり」 主人公は、きっとこれからは前を向いてしっかりと生きて行く事でしょう。 有りったけの愛情を注いでくれた大好きなお婆ちゃんの分まで。 本当に素敵なお話をありがとうございました!!
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うぉぉぉぉぉぉぉ! なんて、なんてもったいなや! こんな素敵なレビューを頂けるなんて はるの、ぐっときてしまいました。 にいださんのレビューをみて 話を読んだら、話がグレードアップしちゃう(T-T) 感謝感激! ありがとうございます! あー言葉で感謝を伝えるにはむずかしい! ありがとうございます!
にいださん。 ご無沙汰してすみません。 暖かいお言葉、 お話を素敵にしてくださる言葉を ありがとうございます。 近況はまたご連絡しますね。 にいださんはご活躍ですね(^-^)

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