仁科 カンヂ

ペナルティがある ペナルティは生徒が決める ペナルティを逃げたら学園側からペナルティがある アバターが手助けしたり、監視したりする というシンプルな設定で、複雑な人間模様を描くことができるというのが秀逸なところ。特にペナルティを生徒が決めることで、疑心暗鬼になったり、団結したりと、学園という社会が揺れ動くさまをうまく表現できる。 特に、学園を舞台にしたホラーサスペンス系は、生徒という立場が同じ登場人物が多くなり個性をつけるのが難しいにも関わらず、ペナルティを受けた人、学園よりの人、学園に反発する人という具合に立場や性格、考え方の違いにより見事に個性をつけている。 また、学園のシステムを同じシーンに詰め込まずに、順を追ってエピソードを加えながら表現するため、仕組みが理解しやすいうえに、謎が少しずつ解けていく面白さもある。まだまだ明かされていない秘密もありそうで、その部分も期待がもてる。 今後も更新が楽しみな作品である。
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2年小説を書いているのに変わらない文章力のなさや、キャラクターの個性のなさに、悩んでいるところでした。 カンヂさんの良いところをほめてくれるレビューを読ませてもらって、もっと上手く書けるようになりたいと思いました。 これから、もっと勉強しますね。 素敵なレビューをありがとうございました。

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