あおい 千隼

レビュー失礼致します。 (応援) 列車を通じて、主人公が様々な乗客と出会い、会話を交わして大切なものをみつける―― 心の旅路といった感じのお話でした。 両親の離婚、新たな母親。 いくつになろうと、割りきっていようと、やはり複雑なものだと思います。 主人公にとっての、優しい第二の母…… 少年期に幸せを与えて貰った想い出は、生涯の宝物だと思います。 介意する母を追想しながら、物語は進みます。 かたわらには三毛猫。 香りによって想起したり、懐かしい気持ちになったりは、誰しも有ることだと思います。 それを本作品では、三毛猫を通して描写されています。 列車内で交わす、乗客との会話。 様々な人たちの憤りを静聴することにより、最後には主人公がどのように心の機敏を、心の変遷を遂げるのか…… 是非とも、作者様の世界観をご覧になって下さい。 素敵なお話でした。有り難うございました。
2件

この投稿に対するコメントはありません