あおい 千隼

レビュー失礼致します。 (応援) 泡沫の愛と、答えのない行く末に苦しむ、ひとりの女性を描いたお話です。 主人公の女性は、伴侶を持つ男性2名と、空虚なる恋愛をしております。 まるですがり付くような想いは、ですが同時に霞を掴むように脆く、とても儚いものでした。 どうあっても、主人公が勝る事のできない、男性が守るべき家庭を否応なく、思い知らされるのでした。 そこへ自身の人生観を見つめ直す、絶好の出逢いが訪れます。 かりそめを棄て、彼女はリスタートする事が出来るのでしょうか―― 作者様のご著作品は、恋愛に対し葛藤と痛みを生じる、リアリティー溢れる恋愛劇です。 読み手の心に語りかける文章、辛さ悲しみから生まれる希望は、最後に清福へとつながります。 ひと味違った恋愛を垣間見たい方へ、是非ともお薦め致します。 有り難うございました。

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