笹霜

アリスエルダとミルファーレンの会話、これがとても丁寧で雰囲気が出てます。 会話のみならず、風景や背景も御伽噺のように流れています。さっくりといい意味で簡潔に、しかし丁寧に。ミルファーレンの口調と相まって優しく丁寧な雰囲気が全体に流れています。 しかし、最初はおとぎ話といった感じですが、段々と雲行きが怪しくなり。 最終的に、終わりの始まり、という感じになりますが、個人的にはこのように先行きを感じさせる終わり方はとても好きです。 不穏な雰囲気も、描写も丁寧です。心情も良く切り取られていて、それでいながらくどくなり過ぎておらず、調和が保たれている感じが。 余計なものがなく、必要なものは穏やかな雰囲気と丁寧な描写で。 後半の不穏な空気の中にも、それの残滓があって、緊迫しながら静かな雰囲気は良い意味で不思議な感覚を醸し出している気がします。 とりあえず何が言いたいかというとこの生意気な国はどうなったのかと(ry
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レビューありがとうございます! 最初は絵本のような雰囲気を目指していたので、のほほんほのぼのな話でした。 まあそのあとは当然のごとく(?)いつものような感じになっちゃいましたが……なんでだろう……。 封じられた記憶のあたりでのアリスエルダ(レル)の語りがちょっと長いかなあと心配していたのでくどくないと言ってくださってホッとしました。 とにかく、たくさん褒めてくださってありがとうございます!! この国は……一応はそのまま過ごしていきます。説明しきれなかった世界観についてとか悪魔についてとかそこらへんに絡んでくるので詳しくは言うと長いので今は言いませんが、アリスエルダは国主の息子に忠誠を

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