河内はろん

動物好きなので、タイトルで、以前も何回か読んだことがある作品です。 ゾウが出てくるし、タイトルも「ゾウ」です。 でも、このお話のキーは「エミ」だと思えてならない私です。 「エミ」が主人公に寄り添ってくれたから、主人公はゾウの優しい目に気が付いたのではないか、と。 もし、エミが電話口で文句タラタラだったら? きっと「ゾウは絶望的な目をしていた」のかもしれない・・・、と。 目の前の逃げられらない現実から、少し目を背けてみても、そこにはやはり現実があって、ゾウはなすすべもなく、それを受け入れている。 ~妄想タイム~ 「だよな。動かなきゃ、死ぬことと同じだ」 そんな風に苦笑いできたのも、エミのおかげだな・・・と思うのです。 きっと、彼女には頭が上がらないだろうなぁ・・・。 かなり自分の妄想付き(しかも、勝手にセリフまで言わせました・・)でレビューさせていただきました。 どうか・・お許しください・・・(座) 今日も神奈川県は雲はありますが、暖かく過ごしやすそうです~。 どうぞ素敵な一日を!
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はろんさん、奥の深いレビューを頂き、有難うございます! このお話は、実は数年前に初めて書いた短編で、その頃の思いもよく覚えてはいないのですが、読み返してみると確かにはろんさんの分析通りだと思います。 ゾウはあくまでエミの優しさを投影したメタファーみたいなもので、主役ではありません。人は、さりげないちょっとした思いやりで、歩みを取り戻すことができるのかもしれません。 読み込んで頂いて、本当に感謝です。自分でも気付いていなかったことも知ることができました。 本当に、有難うございました!
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鎌倉ペンギンさん、おはようございます! うわぁ~・・・。 何だか、身に余るお言葉をくださり、ありがとうございます。 私の妄想が・・鎌倉ペンギンさんのお役に立てたなんて・・感動です~ww 鎌倉ペンギンさんのお話には、いつも考えるチャンスがあるんです。 人は考えることを止めてしまったら、もう廃人のようなものじゃないですか。 与えられる情報や、映像をそのまま鵜呑みにしているような日々を送っていると、「あの時のあのセリフは・・」なんて・・考える機会が減ってしまう。 図書館の角に座って、お気に入りの本を開く。 そんな気持ちで作品を読ませていただいています~。 これからも応援しております~
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